阪神百貨店 両口屋是清は平成16年2月に 梅田本店 地下1階 和菓子コーナーにオープンいたしました。
移りゆく四季の旅ごころをそそる焼菓子「よも山」「旅まくら」「志なの路」カステーラ風の焼皮「千なり」や和三盆糖を使用した干菓子「二人静」、極上大納言小豆を使った「をちこち」、ひとくちサイズの棹菓子「ささらがた」などを数多く生産。
季節物としては、夏には「水ようかん」、秋には栗の風味を生かした「峰のもみじ」、新年を寿ぐお菓子などバラエティーに富んだ商品を取り揃えております。
大切な人へ贈りたい。
名古屋では築城以来、尾張六十二万石の城下町として芸どころ、茶どころと言われるようにお茶を習うことも盛んで、砂糖の伝来とともに茶菓子の技術も発達して来たのです。
特に十代斉朝藩主のころ(文化、文政、=1804~1829)は城内で茶会が催され、特に菓子に興味のある殿様はいろいろな菓子を匠に命じられたとか。
このように藩主や茶人から鍛えられ技術を磨き上げ今日の名古屋菓子の基が作られたのです。
両口屋是清は、献上菓子を作った記録書や葵紋入りの五重の通い筥も残っております。